仮性包茎は不潔なため炎症を起こすことも

仮性包茎は真性包茎に比べると見た目も機能的にもまだましですが、問題がないわけではありません。
その一つが清潔感がないことです。
実際に、亀頭のカリの部分が包皮で覆われているために、ジメジメとしてしまい、ばい菌が繁殖しやすい状態にあります。
毎日お風呂に入って清潔に洗うことができるうちは良いのですが、お風呂に入らない日が続いたりすると、ばい菌が繁殖してしまい、赤く爛れてしまうことも少なくありません。
これを包皮炎と言いますが、強い痒みや痛みがあり、白い膿が出てくることもあります。
さらに酷い悪臭も発生して、このような状態ではセックスをすれば、女性から嫌がられるだけでなく、ばい菌に感染させてしまうかもしれません。
包皮炎を発症した場合は、すぐに皮膚科か泌尿器科に行って治療を受ける必要があります。
専用の軟膏で症状は改善しますが、不潔な状況が続けば、ぶり返してしまうこともあるので注意が必要です。

仮性包茎でも包茎手術はおすすめ

仮性包茎の男性はかなりの割合でいると言われています。
命にかかわるような病気ではありませんが、清潔感がないことは否めません。
いつも清潔な状態でいたければ、毎日欠かさずお風呂やシャワーを浴びて綺麗に洗うことが大切です。
あるいは、包茎手術を受けるのも手です。
一度手術を受けてしまえば、ばい菌による炎症のリスクも大きく軽減させることができるようになるので安心です。
でも、デリケートな部分の手術となると、なかなか勇気がなくて踏み切れず迷っているという方もいることでしょう。
また費用の点も心配です。
しかし、実際の手術はそれほど難しいものではなく、だいたい1時間以内で終了します。
入院する必要もありません。
費用は10万円~15万円前後ですが、10万円を切るクリニックもあります。
包茎手術の方法は、いくつかあります。
それによって仕上がりに違いが出たり、費用の面でも異なってきますので、クリニックのホームページなどでよく確認すると良いでしょう。

まとめ

仮性包茎は亀頭のカリの部分を包皮が覆っている状態なので、ばい菌がたまりやすく、そのまま放置していると包皮炎などの病気になってしまうこともあります。
そのためいつも清潔に保つことが重要です。
お風呂で毎日洗うことができれば、炎症を防ぐことができるでしょう。
また包茎手術を受けてしまえば、清潔感が大きくアップし、炎症を起こすリスクが軽減します。
手術は比較的簡単で1時間以内で終了し、入院する必要もありません。